（前記事） 搭乗手続きする番号も なんとか分かったし
あとは 関西空港駅に着いたら 第１ターミナルから バスに乗って 第２ターミナルへ そこで 自動チェックイン機で 手続きをすればOK
「あかりん 時間ないから 急いでよ。」 毎回 帰りの日は そう言いながら 空港まで行きます。
電車を降りて 人混みに流されながら エスカレーターを上がって 急ぎ足で改札口を出て
ん？ あれ あかりんがいない
「あかりん まだかな～ も～～～ 何やってるのよ」 とイライラしながら
あかりんが出てくるのを待ってたんだけど いつまで待っても あかりんが出てきません。
何やってんだろ
も～～ 急いでって言ってたのに まったく イライラ イライラ
全員が 出てきたのに あかりんがいません マジかよ
もしかして あかりん 私より先に出たのかも。
私が先に行ったと思って バスのとこに行ったかも
私も急いで バス乗り場まで走っていきました。 第１ターミナルと第２ターミナルの空港間を結ぶバスは２分間隔で運行してて 次から次に 沢山の人が乗り込んでいます。
でも バス乗り場のところにも あかりんはいません。
私がバスに乗ったと思って あかりんも乗っていったのかしら？
バスの乗降を整理している おじさんに 「前のバスに 子供が一人で乗りませんでしたか？」 って聞いてみました。
「どんな子ですか？ 」 あかりんの特徴を言ってみたけど
「よく覚えてないけど 子供が一人っていうのは いなかったと思います。」
え～～～～ うそぉ
スーツケースを置いて おじさんに 「これ ここに置いときますね。 子供探してきます。 もし さっき言ってた子が来たら 待たせておいてください。」と言い ダッシュで また駅に走っていきました。
でも やっぱり駅にもいません。
どう考えても ホームにいるとは考えられません。 電車を一緒に降りたまでは一緒だったから。 改札を出ないで 中にいるはずがないし。
トイレに行ってたとしても 絶対に遅すぎる。 あかりん どこに消えたの
というか 時間が～～～～
ピーチ ４５分前に搭乗手続きしないと 閉め切られてしまいます。
ギリギリの時間で動いているのに ここで めちゃロスしてるし。
あかりんがいないことと 時間がないことで もう パニくりマックス
駅にいないってことは あかりん やっぱりバスに乗ったんだはず
私が先に行ったと思って あかりんも バスに乗ったんだはず
先に 第２ターミナルに行ってるんだはず
もう それしか考えられない
さっきのおじさんに 「もし 後から その子が来たら バスに乗るように言ってください。」 と頼んで 私はバスに乗りました。
第２ターミナルに到着 とりあえず いそいで搭乗手続きをしました。
ヒナのおかげで 番号が分かったので それを打ち込みました。
ギリギリ間に合いました。
でも・・・・・ あかりんが やっぱり いません。
ここに来てないみたい。 どういうこと？ いったい どこに消えたの？
またまたダッシュで 空港内の警備員のところへ行き あかりんの話をしました。 「ここに来てないってことは まだ 向こうの駅にいるのかも。」
警備員の方が無線で 第１ターミナルの方に連絡して あかりんの情報を伝えてくれました。
そうこうしていると あかりんが あのバス乗降整理のおじさんと一緒に歩いてくるじゃありませんか。
おい～～～～～ あんた どこにいたの？ もう まったく(T_T)
「有難うございます。 有難うございます。」 連れてきてくださったおじさんには もっと きちんとお礼を言いたかったのだけど 時間がせまっていたので ちゃんとお礼も言えず（それが心残り） 中に入りました。
私 もう ホントにホントに どっと疲れてしまった。
寝不足で ただでさえも 疲れているのに チケット用紙紛失のパニくり第１弾 ホッとしたのもつかの間 すぐに あかりが消えるという パニくり第２弾 朝から ダッシュで走り回り めちゃめちゃ心配して もう 心臓が持ちません(T_T)
あかりんは いったい どこにいたのでしょうか
あかりんの話では 改札を出て 人の流れについていき 迷ったらしい
改札を出て バスに乗るには 右側に歩いていきます。
あかりん どうやら 左側に歩いて行ったらしい。 左側は私も行ったことがないけれど そこは 関西空港第１ターミナルになっています。
そこから どうやって 戻るのか分からなくなったとか
電車で爆睡してる時に 「あかりん 着いたよ。」って起こされて 半分 ボ～としながら みんなについて歩いて行ったのかも。
私より先に 改札を出たんだろうね。
どうりで 改札口で 待っても待っても あかりんが出てこないわけだよ。
あかりん ウロウロしながらも どうにか バス乗り場まで行くことができたそうです。
そこで あの おじさんが 「ピンクのスーツケース持ってるのが お母さん？」 って声をかけてくれたそうです。
そして 一緒にバスに乗って 連れてきてくださった とういう流れ。
もう ホントにホントにお世話になりました。 有難うございます(T_T)
はぁ～～ 初日にもはぐれて また 帰り間際にもはぐれて
もう どんだけ心配させるのよ
でも あかりんだけの責任ではなく スタスタと歩いていく私が一番悪いのかもしれません。
ちゃんと 常にあかりんと一緒に行動しないとダメなんだと反省しました。
あかりん ごめんね。
うちは 高校まで携帯電話は持たせない主義だから やっぱり はぐれた時に ちゃんと 周りの大人に言うことができるように 教えておこうと思いました。