「石垣市総合教育会議」が行われました。
市長と教育委員での話し合いです。
「各小中学校、修繕箇所が沢山あるのに、教育委員会に要請しても、なかなか進まない。何年も放置されてるのもある。 修繕にあてる予算が全然足りてない。教育委員会の方も、全小中学校からの沢山ある要請の中から 優先順位でやってるから どんどん後回しになってる。ずっとこの繰り返しで、学校側も「どうせ、頼んでもやってもらえない・・・」ってあきらめモードになってる、PTA主催の学校の祭りで、予算を作ってる状態。
学校への修繕の予算がもっと必要だと思う。
学校側から教育委員会にスムーズに修繕を要請する仕組みを作ってはどうか。 例えば、学校側が ただ修繕箇所を要請するだけではなく、業者や予算を出すところまでをして、それを教育委員会に提出するとか。そうすれば予算も抑えられるし、修繕に取り組むのも早くなるのでは・・・・。」
等々、私は学校側の修繕費の必要性については強く言いました。
市長からの提案で 教育委員会の予算が、これまでよりも多く確保できる仕組みになることになったので、それは大変喜ばしい事です♡
でも、でも、まだまだ全然足りないと思うので、もっと何かしら考えた方がいいと思います。
全小中学校の学校図書数の充実も図ります。
学力向上テストの結果を学校別に公表するという案については 全委員が反対の意見でした。 もちろん、私もそれについては反対しました。学校のランク付けみたいで保護者からしたら嫌な気持ちになるはず。
各学校単位で、全国平均、県平均、石垣市平均と比較したものは作成してるし、それを保護者には公表してるので それで充分だと思います。
他の地域はどうしてるのかな? 学校別に公表してるところもあるのかしら?それが学力向上につながる効果があるということなのかしら?
それについては 私も知らないので調べてみようと思います。
学力向上推進のために 平成26年度から市内小・中学校教諭(10名)を県外学力先進地域へ派遣する事業を行っています。
その取り組みについて・・・
もちろん、とても素晴らしい事業なので、今後も継続していってほしいと思います。
でも、勉強ができない子、ついていけない子が沢山いる現状もあります。
学力先進地域のやり方をどんどん取り入れるのだけが一番いい方法とは思いません。 全体的に勉強ができる子がいる学校のやり方と、成績の差が大きい子がいる学校のやり方を一緒にして、それで、全員の学力が上がることはないと思います。
「アクティブラーニング」を取り入れた授業に対しても、もちろん、いいところもあるけど、私は 正直、今の石垣市の中学生の授業には合わないのでは と思っています。小学生にはいいと思う。
学力向上のためには 石垣市の学校(特に中学校)では、底上げにもっと力を入れるべきだと思います。出来る子は、たぶん どんなやり方でも出来るんだよね。ついていけない子、分からない子達の学力を上げることが必要です。
だから、教諭を学力先進地域の学校だけに派遣するのではなくて、ついていけない子達の学力を伸ばした とかいう学校への派遣もいいと思います。 むしろ、そういう学校のやり方を学んできてほしいです。
とても有意義な教育会議になりました。
子ども達のために、私達が真剣に考えて、真剣に取り組んでいくことが大切ですね♪